2018年度の生徒の活躍

2018年度の生徒の活躍をご紹介致します。

 

・第42回ピティナピアノコンペティション本選 優秀賞1名 第2位1名
同コンクール全国決勝大会 ベスト賞1名

・第28回日本クラシック音楽コンクール予選 合格3名

・第20回ショパン国際コンクールin ASIA地区予選 銀賞1名

・栃木県学生音楽コンクール予選 金賞1名 銀賞2名

・第9回日本バッハコンクール地区大会 優秀賞3名
同コンクール全国大会 金賞1名 奨励賞1名

基本の手のポジション

演奏する際におけるもっとも自然な状態の手の構えとは、

  • 鍵盤に対して指が斜めに置かれている
  • 小指が鍵盤についている時は親指が鍵盤から少し浮いている
  • 肘が外に出ず、身体の横に自然に位置している

が基本的な条件となります。

これはショパンが考案したポジションである、”ミファ#ソ#ラ#シ”と同じ配置です。この構えにより、手が本来もつ最も自然な状態を保つことができ、手の平と手首の柔軟性を得ることが可能となるのです。

 

逆に、肘を出す奏法では手首の可動域が限られてしまうため、打鍵も真下方向にしかできなくなってしまいます。さらには、打鍵後に真上に上げる動作が必要となり、必然的に指の運動量が多くなってしまうのです。

この指の運動とはいわゆる指の独立のことで、腱の結合が大きく影響しています。もともと腱どうしの結合が強い人は限界があるため、いくら練習しても残念ながら上達しません。

 

構えを変えるだけで、打鍵は真下にならず、柔軟性を備えた手首と共に、腕全体が鍵盤の上を自由自在に動くことが実現するのです。

 

大教育者であり大ピアニストでもあるネイガウスも

「ショパンの生み出したこの配置は試金石だ」

と感嘆しています。

弾くときの姿勢

背中はまっすぐに伸ばしましょう、とレッスンで言われたことがありませんか。

 

ロシアンピアニズムにおいての基本姿勢は身体を少し前に倒します。

これは、日本でよく指導されるまっすぐ伸ばすという考え方とは真逆ですが、少し倒すことで鍵盤まで腕の重さを伝えることができるのです。また、イスを高く設定することも大切です。

こうすることによって、肩甲骨の間がリラックスし、上腕が前に出ます。この状態が演奏する際の身体にとっては一番合理的であり、重心も下がり、安定感も得られます。

 

背中をまっすぐ伸ばすことを意識しすぎたあまり、背中が緊張し、耳の使い方まで変わってしまっている日本のピアニストは多くいます。

 

背中の正しい使い方を知ると、今まで見えなかった音の色が見えるようになってきます。