手は丸く?指は立てて?手首は高く?

栃木県宇都宮市 齋藤文香ピアノ教室主宰の齋藤文香です。

「手は丸く、指は立てて!手首は高く!」

ピアノを習っていて、先生からこのような指導をされた方は少なくないのではないでしょうか。私も昔から、ただただこの言葉を守れば、きっと正しい手の形でいい音を出せるんだと何も考えずに信じきっていました。

でも、「手は丸く、指は立てて!手首は高く!」とは具体的に何でしょう。どのように手を丸く、どのように指を立て、どのように手首を高く??ここを正しく理解していないと、理想の音に近づけないだけでなく、逆に手を痛めてしまう危険性もあるということをご存知でしょうか。

 

今回は、私が普段レッスンで生徒に指導している、理想の音を出すための “手の形” とその根拠を少しだけご紹介します。

 

手を丸くする理由と理想の形

手を丸くする理由としては、指自体が脱力して無理なく打鍵するための支えの役割があるからと私は捉えています。気をつけたいのは、本当に手をグーのように丸めるということではありません。手の平の筋肉を意識して、手の中で音を包み込みつつ持ち上げるイメージをしてみます。そうすると自然に手の平と鍵盤の間に空間ができ、無理のない形で手が甲がなだらかなカーブを描きますね。これが指を支えることのできる自然な手のフォームです。

 

次回は続いて指の立て方についてお話しいたします。